「高台家の人々」(こうだいけのひとびと)という漫画をご存知でしょうか??
2016年に綾瀬はるかさんと斎藤工さんで映画化もされた森本梢子先生によるラブコメディ漫画です。
森本梢子先生といえば「ごくせん」や「デカワンコ」が有名ですが、この「高台家の人々」も負けない魅力があります!!
今日は私の大好きなこの漫画についてご紹介したいと思います。
目次
高台家の人々について
「高台家の人々」は2012年12月号から20174月号まで「YOU」に連載されていました。
単行本は全6巻。
これくらいのボリュームだと人にすすめやすいし手にとりやすいですよね。
既刊40巻で現在も連載中です!ってなるとなかなかハードルが高い。
全6巻でスッキリまとまってておもしろいです。
![]() 高台家の人々 1-6巻セット [ 森本梢子 ] |
あらすじ
妄想癖のある地味系OL平野木絵と黒髪碧眼のイケメンエリート高台光正とのラブコメディです。
この完璧な男性、高台光正が実は人の心を読めるテレパスなのです。
テレパスがゆえに木絵のおもしろい妄想を知ってしまい、興味をもってお付き合いに至るという。
木絵の妄想がとてもおもしろいんです!
思わず漫画を読みながらニヤニヤしてしまいました笑
そして、タイトルが「高台家の人々」となっている通り、光正の家族が出てきます。
この家族も一癖も二癖もある人たちで、テレパスがいたり、テレパスじゃない人もいたり、いろんな人間模様を繰り広げます。
木絵の妄想
木絵は地味であまりおしゃべりも上手ではなく、片隅で妄想を繰り広げているような人なのですが、その妄想は多彩です。
嬉しいことや楽しいことがあったときは妄想が爆発します。
辛いことや悲しいことがあったときにはもっと辛い状況や人を妄想して、困難な状況をやり過ごします。
またその妄想に対するテレパスたちの心の中のツッコミもおもしろいです。
ネタバレ含む感想
この先ネタバレを含みます。
私のお気に入りの妄想
- 浅野さんとの対決
恋のライバルが現れて何なら勝てるかと考えて平泳ぎなら!とひたすら泳ぐ。
しかし浅野さんもムキムキになってて早く泳げる、という。
可愛い女の子設定の浅野さんがゴツくなってて思わず笑いました。
- プロポーズシーン
木絵の妄想が爆発して、なぜかまちこー!と叫ぶ人が何度も登場する。
これは光正さんじゃなくても肩を震わせて笑いますわ笑
- ビョーン
光正さんとの結婚を母に反対された木絵が自分よりも可哀想な人?を妄想して産み出されて死んでいったビョーン。
その前後の流れを知らずにいきなり妄想をみた光正さんは「気持ち悪いネズミがしんでた」という感想に笑
- 光正さんは型の古いサイボーグ
テレパスであることを木絵に告白しようと悩んでいる光正さんをみて、告白内容が「実は型の古いサイボーグなんだ!」という妄想。
ぷっ。型の古いって。
木絵の実家に挨拶にいくエピソードも好きです。肉問題もひ孫も。
他にも多数おもしろい妄想やお話がありますよ!
また、光正さんがテレパスであることを受け入れるエピソードも心があたたかくなります(^_^)
まとめ
目立たない地味な女の子を完璧な王子様が見つけてくれるという、王道のシンデレラストーリーが森本梢子先生にかかるとこんなにコメディになるのか!という名作です。
読んでて笑えるだけでなく、あたたかい気持ちになれる漫画です。
興味があれば読んでみてください(*´-`)